おいしい水出し紅茶の作り方は水と茶葉の量がポイント

紅茶の茶葉 美味しい紅茶を入れるのにはゴールデンルールがあるのはご存知でしょうか。

英国のヴィクトリア時代後期に作られた基本的な作り方のことで、この基本ルールにそって紅茶を入れれば葉がもともと持っている風味や香りなどを充分に引き出すことができると言われています。

水の種類や茶葉の量などポイントを抑えればより美味しいティータイムを楽しむことが出来ます。

紅茶を美味しく入れるための準備

良質な茶葉の紅茶 紅茶を美味しく入れるためにはまず新鮮で良質な茶葉を用意しましょう。
古い茶葉は空気によって黒く変色してしまうほか、味や香りに影響がでるためおすすめできません。
茶葉の形や大きさが揃っていて、ツヤがあり赤みがある黒や紫がかった褐色のものが良い茶葉とされています。

良くよれていて、固くしまったものがあればそちらを選びましょう。

紅茶は抽出される水の温度の影響を受けやすいので、使用するティーポットは予め温めておきます。

理由としては沸騰したお湯を用意したとしてもティーポットが冷たいと一気に温度は下がってしまうため、浸透速度が変わり美味しく紅茶が抽出されなくなってしまうからです。

保温性の高い陶磁器かガラス製のティーサーバー等を使うと良いでしょう。

日本茶用の急須でも代用できますが、鉄分が含まれていると紅茶のタンニンが鉄分と化合して紅茶の色を黒くしてしまうほか、味や香りも損なうので避けるようにして下さい。

丸みがあるティーポットを選べばより茶葉がジャンピングしやすいのでおすすめです。

ホットティーの基本の茶葉の量はとティースプーン1杯(およそ2~3g)を1人分として考えますが、種類によって適量はかわるほか、ミルクティーやアイスティーにするかなどによっても異なりますので目的に合った量を用意して下さい。

イギリスの紅茶の入れ方には「人数分とポットのためにもう一杯」という文章もみかけますが、これはイギリスの水が硬水で紅茶の出が悪いためです。

日本の水道水からでる水は基本的に軟水なのでポットのための一杯は必要ありません。

ミルクティーなど濃いめが良い場合には茶葉を増やすのもよいですが、時間を多く蒸らすことで対応できます。

紅茶を美味しく入れるための作り方のポイント

水道水 紅茶を美味しく入れるためには、茶葉をポットの中でジャンピングさせることが大切です。

空気がたくさん含んだ汲みたての水道水が一番適しています。
塩素はふたをせず沸騰させることで除去できますが、浄水器を通した水ならより塩素を気にせず利用できます。

ペットボトルで販売されているミネラルウオーターは硬水なことが多く、
汲み置きの水のように空気が抜けてしまっているので紅茶をいれるためには適していません。

お湯の沸かし方によってはお湯の茶葉への浸透速度が大きくかわってしまうため、
ジャンピングをおこすためには汲みたての水を使用しきちんと沸騰させることが大切です。

温めたポットに人数分の茶葉を入れたらポットの蓋をしめて約3分ほど待ちます。
紅茶の種類にあわせて加減するとより美味しくいただけます。

沸騰したお湯を勢いよく注ぐとジャンピングがおき、紅茶がティーポットのなかで対流するので茶葉本来の香りや味を楽しめることができます。

ティーコジーやティーマットを使いポット内の温度を下げないようにするとより美味しくいただけます。

時間になったらポットの中をスプーンで軽くひとまぜし、ポットの中の紅茶の濃度を一定にしましょう。

濃さが均一になるようにまわし注ぎし、ベストドロップや、ゴールデンドロップと呼ばれる最後の一滴まで注ぐと紅茶の後味をすっきりさせてくれるといわれています。

紅茶の渋味が気になる方には水出しがおすすめです。

蓋付きの容器に茶葉10gと水1リットルを入れ冷蔵庫で一晩(8~10時間ほど)おけば完成です。

水出し紅茶は茶葉を取り出して24時間以内を目安に飲むと衛生的です。
水出しは抽出しにくくなっているので硬水よりは軟水をしようするのが適しています。

水と茶葉の量を守ってより美味しい紅茶を楽しんでみて下さい。